大切な友人や親族の出産などは、心からお祝いしたいですよね。
出産祝いを贈ろうとしたときに、「マナーはどうすればいいの?」「いつ渡すのがベストなの?」と悩んでしまうことがありませんか?
そこで、今回は出産祝いをいつ渡すのがいいのかを、分かりやすくお伝えします。
出産祝いを渡すタイミングは、一般的なマナーも大切ですが、実は相手の状況に少しだけ寄り添ってあげることが一番重要です。

出産祝いを渡すタイミングはマナーだけで言い切れない部分があります。
出産祝いを渡すタイミングは、あくまでも目安の一つだと思ってくださいね。
はじめて出産祝いを贈るからマナーが不安な方でも、一つずつマナーを知っておくことで自信につながります。
まずは、出産祝いを送るタイミングについてお伝えします。
この記事で分かること
- 出産祝いを贈るタイミング

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出産祝いはいつ渡せば喜ばれる?ベストなタイミング

出産祝いを渡す前に知っておきたいマナーの一つに、タイミングがあります。
出産はとても大変で、ママも赤ちゃんもどちらもデリケートな時期です。

出産祝いを渡すタイミングは、相手の状況に寄りそってあげることで、贈る側も受け取る側もどちらも嬉しい気持ちで喜ぶことができます。
一般的なベストタイミング
出産祝いを渡すタイミングはいくつかあります。
- 赤ちゃんが生まれてから7日後以降
- 赤ちゃんが生まれてから1ヶ月後
- 赤ちゃんが生まれてから100日頃

あくまでも一般的な目安です。
参考程度に知っておくといいですよ。
生後7日目のお七夜
「お七夜」(おしちや」と呼ばれる、赤ちゃんが生まれてから7日目をお祝いする行事です。
赤ちゃんが無事に生まれてきてくれてありがとうという気持ちを込めてお祝いします。
このタイミングで出産祝いを渡すのが一つの目安とされています。

ただし、赤ちゃんが生まれてから7日目は、出産後のママや赤ちゃんの体調や状況によって、これがいいとは言えません。
産後のお手伝いをするために、一緒に家にいる家族や両親などは、このタイミングで出産祝いを渡すのがいいでしょう。
友人や親戚など、一緒に家にいない人にとっては、出産祝いを渡しに行くタイミングとしては少し早すぎるので、あまりおすすめできません。
生後7日目のお七夜で渡すといい場合
- 産後のママや赤ちゃんと一緒に住んでいる家族、両親など
生後1ヶ月頃のお宮参り
赤ちゃんが生まれてから1ヶ月くらいたったタイミングでお宮参りをします。
お宮参りは、赤ちゃんの健康を祈願し、神様に無事に出産できたことを報告するとともに、加護を祈願する行事です。

お宮参りは、新しい家族の門出をお祝いする意味があり、出産祝いを渡すタイミングに選ばれることが多いです。
赤ちゃんが生まれてから1ヶ月くらいすると、ママも赤ちゃんも、体調が少し落ち着いてくる頃です。
出産祝いのお祝いを贈るのに、おすすめのタイミングと言われています。
生後1ヶ月後頃に渡すといい場合
- ママと赤ちゃんの体調が落ちていること
- 相手に予定や体調の確認をして了承を得られていること
百日祝い(お食い初め)
赤ちゃんが生まれてから100日前後に行うお祝いがお食い初めや百日祝いと呼ばれるものです。
「赤ちゃんが一生食べるものに困らないように」という願いを込めて行われるお祝い行事です。
このタイミングで出産祝いを渡すのもおすすめです。

少し遅すぎるのでは!?と思う人もいるかもしれませんが、遠すぎて中々会えない友人や、産後のママや赤ちゃんの体調などで会えなかったということもあります。
お祝いの行事のタイミングを利用するのはおすすめなタイミングです。
相手や状況によるベストタイミング
出産後のママの体調や赤ちゃんの体調などは、同じではありません。
産後のママや赤ちゃんの入院が長引いている場合や、ママや赤ちゃんの体調がすぐれない場合もあります。
双子や三つ子などの場合には、赤ちゃんによって退院のタイミングが違う場合もあります。

こういった状況の場合には、出産祝いを渡すのは、生後1ヶ月という目安ではなく、様子を見て、相手の状況に合わせた対応が大切です。
入院が長引く、体調がすぐれない場合
産後のママや赤ちゃんの入院が長引いてしまった場合には、相手に様子を伺いながら、退院してから、落ち着いてきたタイミングで出産祝いを渡すようにしましょう。

退院後すぐに行くのは、相手も疲れている状況で、バタバタしているので避けましょう。
産後のママや赤ちゃんの体調がすぐれないときには、無理に会いに行くのはやめましょう。
相手の状況や体調に合わせる
- ママと赤ちゃんが退院するのを待つ
- ママと赤ちゃんの体調が落ち着くのを待つ
- 体調が落ち着ついてから、相手の都合を伺い渡すタイミングを決める
- ママや赤ちゃんの体調や状況により、出産祝いを渡すタイミングが遅くなっても問題ありません。

ゆっくりと休息が必要なときは無理におしかけることなく、相手を気遣ってあげましょう。
双子や三つ子などの場合
双子や三つ子などの場合、赤ちゃんが同じタイミングで退院できるとは限りません。
赤ちゃんがそろってから同じタイミングで出産祝いを渡しましょう。

赤ちゃんによっては、小さく生まれてきて長期間の入院が必要になったり、色々な原因があり退院できないことなどがあります。
赤ちゃんがそろったタイミングが理想ですが、どうしても難しい場合などは、状況により判断するようにしましょう。
双子や三つ子などの場合
- できれば赤ちゃんがそろっているタイミング
- 状況的に赤ちゃんがそろうのが無理なときは、臨機応変に対応する
- 相手に状況を伺い、出産祝いを渡せるタイミングを見つける
出産祝いはお祝いする気持ちが大切です。
出産後の一番デリケートな時期なので、ママや赤ちゃんに無理のない範囲でお祝いを渡すことが一番大切です。
遅れてしまった場合の対処法
赤ちゃんが生まれることは嬉しいことですが、忙しい毎日に追われているとついつい忘れてしまうことがあります。
出産祝いを渡すのが遅れてしまう理由は色々あります。
例えば…
- 忙しくて忘れてしまっていた
- 退院が長引いていた
- 体調がすぐれなかった
- 渡すタイミングが合わなかった

このように、色々な理由があって、出産祝いを渡すのが遅れてしまうことがあります。
こういったことは、お祝いしたいという気持ちだけではどうにもなりません。
出産祝いを渡すのが遅れた場合の対処法
- お祝いの素直な気持ちを伝える
- 遅れたお詫びの言葉を伝える
- メッセージや手紙などを添える
- 可能であれば直接会って渡す
- 半年以上遅れたときは、赤ちゃんの誕生日に合わせるなど別のイベントに合わせて渡す
出産祝いを渡すタイミングが遅れてしまったことを心配する必要はありません。
大切なのは、赤ちゃんが誕生したことをお祝いする気持ちです。
たとえ対応が遅れてしまっても、遅くなってしまったことの謝罪の言葉と、素直なお祝いの気持ちを伝えることで、相手は喜んでくれるはずです。

相手に寄りそった気持ちと行動がとても大切です。
NG行動を徹底解説!マナー違反に注意

出産祝いは、新しい家族の門出をお祝いする気持ちが大切ですが、出産祝いを渡すタイミングにはNGとされる行動があります。

マナー違反と思われないように、出産祝いを渡すタイミングのNG行動を知っておきましょう。
出産祝いを渡すときのNGとされる行動
- 入院中に病院へおしかける
- 相手の体調や状況を無視する
- 連絡なしに送り付ける
基本的には入院している病院へ行くのは控えましょう。

病院によっては、面会できないところもあり、面会できても父親だけなど、ルールが決められていることがあるので、入院中はやめておきましょう。
相手の体調や状況、都合などもあるので、まずは相手に連絡を入れてから、伺う日にちなどを決めるようにしましょう。
相手に寄りそう大切さ

出産祝いを渡すタイミングは、そのときの状況などで変わってきます。
一般的な常識が当てはまらないことがあるので、注意が必要です。
出産祝いを渡すタイミングで一番大切なことは、相手に寄りそった対応を心掛けることです。
相手に寄りそう大切なポイント
- 相手の体調や状況に合わせる
- 無理におしかけない
- 都合のいい日時を連絡して決める
- 会うのは短い時間にする
解決ストーリー

出産祝いを渡すタイミングについては、それぞれの立場や状況によって違ってきます。
実際にあったストーリーを紹介します。

これは実際に私に起きたことや、私の周りの人たちに起こったことです。
参考にしてくださいね。
遠くて会えない友人から帰省したタイミングで
状況説明
- 妹:結婚して県外に住んで子どもを出産
- 友人:そのまま地元にいる
- 遠くにいるため、会う機会があまりない
- お食い初め(百日祝い)を実家ですることになり、そのタイミングで友人と会い出産祝いをもらった
これは妹の出産のときのエピソードです。
お食い初めを実家ですることになり、帰省するタイミングで友人と会うことになり、友人から出産祝いなどをもらってきました。

妹は友人と会えたことに、とても喜んでいました。
実際にもらった出産祝いは…
- 赤ちゃんの服やスタイ
- 「お食い初めおめでとう」と書かれたプレート付きのケーキ
- ママ用にクッキーの詰め合わせ
出産祝いが遅くなったことを気にされたのか、ちょっと豪華な出産祝いをいただきました。
お食い初めというイベントに絡めて渡してくれました。
夜に顔を出してお届け
状況説明
- 私は出産後退院して家に帰ってきた
- 友人は近くに住んでいる
- 友人は仕事が忙しく、夜しか時間がとれない
- 出産から2週間くらいたってから、夜にちょっとだけ家によってもいいかな?と連絡がある
- 仕事帰りに出産祝いを持ってきてくれる
- 玄関先でほんの数分話した程度
これは私が一人目の子を出産したときのエピソードです。
近くに住んでいる友人ですが、仕事が忙しいから、仕事帰りに家によると連絡があり、大きな荷物を持って出産祝いにきてくれました。
ちょうど赤ちゃんが寝ていたので顔も見ることがなく、玄関先で5分ほど話しただけで、「また落ち着いたら赤ちゃんの顔を見にくるね!!」と言って帰っていきました。

出産祝いとして持ってきてくれたプレゼントが本当に助かるもので、嬉しかったです。
実際にもらった出産祝いは…
- おしりふき1ケース
- Sサイズのオムツ1ケース
- 保湿クリーム
かさばるものは買いにいくのが大変だろうからと言われて、段ボールに入ったおしりふきとオムツをプレゼントしてくれました。
特別なものではなかったけれども、私はこれが一番嬉しかったです。

実は、家に来る数日前に、赤ちゃんのオムツはどのシリーズを使っているのか教えてほしいと連絡がありました。
普段使っているものと同じものをプレゼントしてくれる、気遣いもとても嬉しかったです。
Q&A
- Q出産祝いを出産前に渡してもいいですか?
- A
一般的に、出産祝いは赤ちゃんが無事に生まれてきてくれたことをお祝いするものなので、産後のママと赤ちゃんの体調や状況を確認してから渡すようにしましょう。
- Q入院中だけれども、お祝いを渡してもいいですか?
- A
基本的に入院中に渡すのは避けましょう。
病院の面会が禁止になっているところも多く、出産祝いを会って渡すことができないことがあるので、退院してからにしましょう。
まとめ
- 理想的なタイミング:生後1ヶ月頃のお宮参り
- 絶対に避けたいタイミング:出産前、出産直後
- 重要なポイント:相手へ事前に連絡をする
出産祝いは赤ちゃんの成長を願う気持ちを表すものです。
相手と赤ちゃんのことを想い、マナーを守って渡すことが大切です。
出産祝いを渡すタイミングは、相手の状況や赤ちゃんの状況によって変わってきます。
無理のない範囲で、相手に寄りそってお祝いの気持ちを伝えましょう。
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